旅行業務取扱管理者 語学

旅行業務取扱管理者に語学力は必要?

 

国内旅行のみならず、海外旅行を扱う担当者にもなれば、英会話力も適正条件の一つとしてあげられるでしょう。

 

決して英語が上手くなくてもよいでしょうが、最低限正確に相手に用件が伝えられること、また間違った内容や受け入れられないことに対してははっきりとNOといえること。この2点は、外せません。

 

実際に海外旅行業務を希望するのであれば、英検(実用英語技能検定)2級程度の語学力はあったほうがよいでしょう。あとは現地で、業務の中で言葉に触れていくうちに、徐々に理解は深まってくると思います。

 

 

語学力が必要な業務

 

では実際に業務をおこなっていくうえで、どんな時に外国語を使用するのでしょうか。海外旅行業務を数多く扱う、国内旅行会社の例を紹介します。

 

まず欧米をはじめアフリカ、アジア、オセアニア、南太平洋など・・・ほとんどの地域において文書管理や連絡には、すべて英文のメールやFAXを利用しています。

 

このためツアーの企画や日程などを正確に把握するため、読んで理解できる程度の英語力は欲しいでしょう。また場合によっては、書類を作成する必要も出てきますし、緊急時には電話で交渉や連絡もしなければなりません。ここまでくると、英検2級程度では通用しないのではないかと考えられます。

 

一方アジア(中国・韓国など)の場合は、英語よりも日本語の連絡が多くなってきます。また社内にも中国語や韓国語に堪能な社員が多くいるため、契約文書の作成や緊急時の電話等は、現地語が得意な社員が主にあたっています。

 

基礎英語が理解できれば大丈夫

 

ある旅行会社では、英検2級以上の資格を有したスタッフが全体の約50%だといいます。しかし実際には、旅行契約の交渉や文書の作成にあたるのは、一般社員ではなく外国への留学経験者などの英語が堪能な者に限られています。

 

日常の業務の中では基礎英語が理解できれば大丈夫ですが、契約交渉や文書作成には非常に高い英語力が求められるのが実情なのです。

 

しかし近年、少しずつ英語を使う頻度が少なくなってきています。なぜなら、日本に駐在員事務所を置く海外のツアーオペレーターのほとんどが日本人をスタッフとして雇用しています。さらには、海外から働きに来ている外国人の多くも日本語を話すことができます。

 

ですから、これから旅行業務取扱管理者を目指す方であれば(海外旅行を扱う)、中学生レベルの基礎英語を身に付け、ツアーに添乗する旅行管理者との簡単な打ち合わせ、ツアー日程表や帰国後の精算書類などの英語文書を理解できる程度の語学力を最低限身につけるとよいでしょう。