海外旅行客 増加

増加し続ける海外旅行客

旅行産業の将来は明るい!?

 

2005年に、海外旅行に出かけた日本人は約1,740万4,000人。海外旅行が日本で正式に自由化された1964年の約137倍までに達しました。

 

この数は年々増え続けており、現在(2012年)では海外旅行客が2,000万にも及びます。この海外旅行に対する需要・人気の増加は日本だけにとどまらず、全世界において同時に起きている現象ですので、旅行産業の将来は明るいといえるでしょう。

 

スペインのマドリードに設置された、WTO(世界観光機関)本部の調査によれば、2012年に海外旅行をした旅行者の数は10億人を超えたとのことです。

 

また近年、欧米人から見ると「働き過ぎだ」と言われる日本人もグローバル社会の波に乗り、労働時間の短縮や定年の延長といった制度を取り入れる企業が徐々にではありますが増えてきています。

 

このように余暇時間が増えてくると今までシェアを占めていた観光施設への旅行だけではなく、自然遺産などを訪ねる旅行の人気が日本でも高まってくると考えられるでしょう。

 

 

日本における旅行業界の変革

 

日本においても欧米で高い人気を誇る「エコツアー」に着目し1997年3月、ついに「エコツーリズム推進協議会」という組織が設立、美しい地球を大切にしながら本来あるべき望ましい観光のあり方を追求する活動が活発になっています。

 

旅行業界に対する政府の取り組みには、目を見張るものがあります。かつての運輸省(現国土交通省)が1987年に発表した「海外旅行倍増計画」は、当初の予想よりはるかに早く、1990年中に日本人の海外旅行者数を1,000万人にまで到達させました。

 

2000年には我が国の海外旅行者数がはじめて1,700万人を越え、その後2003年にSARSの流行やイラク戦争の影響で一度落ち込むものの、2005年には再び需要が急増し1740万4000人と史上第二位の記録を更新しました。今でも上昇は続いており国内外問わず、海外旅行に対する需要はとどまる気配がありません。

 

海外旅行は、人々の生活に欠かせないものであることを証明しているといえるでしょう。このような行政機関の積極的な旅行業界への取り組み、それに応える形で国民の旅行需要が高まるとともに、人々の旅行に求める目的も多様化してきているのです。